May 12, 2004

VAIO第2章

ソニーのVAIO夏モデルが発表になりました。

VAIO第2章の開幕、というだけのことはあり、ほぼ全ラインナップを一新しただけでなく
VAIOといえば紫(最近はそうでもないようですが)だったイメージカラーをブラックに変更、モデル名までも変えてきました。
(たとえばVAIOノートでは、これまでは「PCG-XXX」だったのが「VGN-XXX」に)
モデル名の変更には結構びっくりで、個人的にはこれでソニーの本気ぶりがうかがえました。

「パソコンはノートがおもしろい」というのが俺の信条なので、デスクトップは置いて(^^;
ノートの方について雑感を書いてみたいと思います。

typeU
やはり、新VAIO最大のトピックといえばこの「typeU」でしょう。

実はこれまで発売された「VAIO U」は3機種とも保持している無類の「おもちゃ好き」…というか単なるバカ…なんですが、正直今回は結構びみょー。

既存の「VAIO U」に関しては、性能面では結構満足していて「PCG-U101」を最後に
新機種が出なくなったのは残念ではあるけれどまぁいいか(これ以上買わなくて済むし(^^;)と思っていました。
もっぱら、寝っころがってネットが見れる端末が欲しいな~ってのが最近の願望でした。
そういう用途ではキーボードは必要ないわけで、いっそタブレットPCを買おうかと考えてもみましたが、既存のタブレットPCはノートPCの置き換えを狙っているらしく、でかいんですな。
大きさはこれまでの「VAIO U」くらい、このサイズでキーボードなしモデルが出てくれればなぁ…と思っていました。
あと、俺の一番の案件が「寝っころがってのネット閲覧」なので、ペンでの手書き入力は特に必要なく「Windows XP Tablet Edition」ではない今回の新Uは「それでいいんだよ、よくわかってるね」って感じではあります。
(タブレットPCって結構高いので)

が、新Uはサイズが微妙。小さすぎないか、これ。
5インチ液晶って、旧Uの7.1型XGAでもかなりきつかった(常用していたのは800x600)のに、それよりもさらに小型になってるし。
形状がこれまでの「ミニチュアPC」から「ゲーム&ウォッチ」ということで、以前よりももっと画面に目を近づけて使うのだろうけど、それにしても小さすぎるような気がする。

あと、デザインも結構微妙。
初代Uを見たときは、ここまで小さくなったWindowsデバイスに結構感動したのだけど、今回は「これがPSPですか?」というか、むしろでかい「ゲーム&ウォッチ」にしか見えないわけで、イマイチ物欲が刺激されないのはなんでだろう。
思うに、本体に何らかのギミックが欲しかったのかもしれない。
クレードル(実際はポートリプリケーターだけど)との合体機構はそれなりにそそられるものがあるものの、本体がノッペリとした板状なのがつまらないというか。
このカタチだとどうもPCという気がしないというか、やたら高価な「ゲーム&ウォッチ(って、そればっか言ってるけど)」というルックスに触手が伸びにくい理由があるのかも。
今思ったけど、CLIEの「PEG-UX50」みたいな形状がよかったのかもしれない。
カチャと開いてぐるんと回るあのギミックこそ新Uにふさわしいんじゃないかと。

まぁ、それでもこの大きさで実際にWindows が動くところを見ると「こりゃすげ~、欲しい~」となりそうな気がすごくするわけで(苦笑)とりあえずソニスタにエントリーはしておきました。
本当は店頭で触ってみてから買うか決めたいところだけど、初代Uの時は出遅れたばっかりに手に入れるのがすごく大変だったからな~。

…と、ここまでで結構な物量になってしまったので(苦笑)今回はこれであげときます。
続きはまた次回…書くかも。

投稿者 蒼月 白羽 : May 12, 2004 04:54 AM | トラックバック
コメント
コメントする









名前、アドレスを登録しますか?